空冷から水冷へ

フリーランスの映像制作者

空冷から水冷へ

仕事で使っている自作の動画編集用パソコン。その心臓部のCPUの温度を下げる冷却システムを空冷から水冷に変えました。車のエンジンを冷やすのとほぼ同じ仕組みです。
CPUは演算処理を行うパーツで発熱量が多くて熱に弱い。2年前に主要パーツを交換し、大幅にグレードアップした際にCPUをIntel core i9 9900kに交換しました。8コア16スレッド(数字が多い方が高性能)で、ストレスなくサクサク動くのですが、エンコードなどで高い負荷をかけるとCPU温度が限界値の100℃近くまで上がったまま。ヒヤヒヤしながら使っていました。
交換は専用のマウントを主要基盤(マザーボード)の裏側に取り着ける必要があり、一旦全部のデバイス接続を外さなければならない面倒な作業でした。
その結果、効果は絶大で、性能をアップするオーバークロックのフルパワーで作動させても、80℃以下。待機中のアイドリング状態では30℃と安定しています。さすがです。
本当は2年前に水冷にしたかったんですが、当時は数万円と高価で信頼性もいまいち。あきらめていました。
それが信頼性が向上し、しかも1万円以下で買えました。これで仕事の効率も格段にあがりそうです。

空冷